生成AIの聖杯プロンプト探しで地獄をみる

光るデジタル聖杯を前に、理想のプロンプトを求めて苦悩する人間の象徴的イメージ
「AIの聖杯」を探し続ける人々──それは知の探求か、それとも終わりなき迷宮か。

最近、ふと感じたのですが、
生成AIって本当にすごい!と感じるのは
自分の知らない分野だけ

自分が専門としている分野に関しては

「そんなの常識じゃん」

という内容しか出力してくれないことに気がついた

いやはや、よくよく考えるとですよ
そもそもデータソースがインターネット

インターネット上に配信されている情報しかないのであって

「本当に重要な情報はインターネットには出回らない」

という基本原則を忘れていたんですね

まぁ、でも、うまく使う方法をいろいろと考えると
それはそれでかなり役立つツールであることは間違いない

例えばプログラミングであれば
指定した言語でやりたいことをすぐに出力してくれるし
エラーが発出した時はコードとエラーコードをぶっこんどけば
何が原因かすぐに教えてくれる

これまでは
なんじゃこりゃ?でググってそれらしい記事見つけて・・・
配信者の内容読んでたら途中気になる記事に釣られて・・・
なんてことしてて

「気がついたら時間が溶けてる・・・」

なんてことばかりでしたが
チャッピー(ChatGPT)に問い掛ければものの10秒くらいで
解決できてしまう

本当に便利な世の中になった

DXを推進する立場として
よく目にする生成AIのありがちな失敗として

「最高のプロンプトを追い求める」

という聖杯探しをよく見る

その気持ちはわかる。。。わかるが・・・
どんなに頑張ってのその聖杯は絶対に存在しないものなんですよね

存在しないものを探し出すのが地獄の始まりですが
その人にとっては
その幻想が幻想だったと気がつくまではそれもまた必要な時間だったり

無駄なものが無駄だと気づくことは
今後の人生を有意義に使うためには必ず必要な要素だと
私のお師匠さんも言っていました

私もこれまで散々無駄なことだったり
側から見たら何やっちゃってるの?という事をし続けてきた身なので
その気持ちは痛いほどわかるけど

それがわかって実になるには

「自分で気づくしかない」

こればっかりは人が教えてくれないし
人から教えてもらっても理解するまでは自分が正しいって思っちゃう

だから一生懸命に聖杯プロンプトを探せば良いと

最近はそう感じるようになったけど
それでも早く気づいて欲しいのであれこれ手を変え品を変えて
気づかせようとアプローチするけど

面倒臭がられる😭

まぁもう慣れたもんですね